2023年7月から9月まで放送され、大反響を巻き起こした日曜劇場ドラマ『VIVANT』。
これまでの連続ドラマの枠を超えた怒涛の映像とストーリー展開に夢中になって視聴したという方は多いのではないでしょうか?
また、主演の堺雅人さんほか、阿部寛さん、二宮和也さん、二階堂ふみさんら主役級の俳優陣の共演も注目を集めました!
そんな同作で公安監修を務めた人物「勝丸円覚(かつまるえんかく)」を知っていますか?
勝丸円覚は、阿部寛さん演じる野崎守が所属する「警視庁公安部外事課」と同じ職に実際に就いていた人物です!
また、勝丸円覚は「別班は実在する」と語っており、その理由が気になるという方も多いのではないでしょうか?
この機会に、勝丸円覚について詳しく知りたい!
という事で「勝丸円覚の本名は?学歴や経歴・家族を調査!「別班は実在する」と語る理由も紹介!」と題して、元警視庁公安部外事課・勝丸円覚(かつまるえんかく)についてご紹介します!
勝丸円覚の本名は?学歴や経歴プロフィールを紹介!
まずは勝丸円覚の本名や学歴や経歴プロフィールについて紹介します!
プロフィール
- 名前:勝丸円覚(かつまるえんかく)
- 本名:非公開
- 生年月日:非公開
- 出身:非公開
- 職業:元警視庁公安部外事課、セキュリティコンサルタント(現在)
「勝丸円覚(かつまるえんかく)」という名前は本名ではありません。(本名については非公開のようです。)
勝丸円覚は1990年代半ばに警視庁に入庁。
2000年代初めに公安に配属されてからは一貫して公安・外事畑を歩みます。
また、数年間外国の日本大使館にも勤務します。
数年前に公安を退職し、現在はセキュリティコンサルタントとして国内外で活動中。
勝丸円覚が公安になった経緯が気になりますよね?
元々は法律の勉強をしていたという勝丸円覚。
「法律を駆使して外国から日本に害を及ぼすテロやスパイと戦いたい」という思いを持っていたそうです!
そして外交官や警察官になることを目指し、英語、外交官試験、警察官の勉強に励みました。
しかし、受かったのは警察官の試験だけだったため、警察官を志すことに。
その後、警察学校に入校します。
そして在学中に公安へスカウトされたそうです!
引き抜きされることが一般的であり、勝丸円覚のように在学中に声を掛けられるのは稀なケースとのこと。
勝丸円覚いわく、元々英語がある程度話せたことがスカウトされた大きな理由だったそうです!
勝丸円覚の家族は?家族とのエピソードを公開
続いて勝丸円覚(かつまるえんかく)の家族や家族とのエピソードについて紹介します!
謎に包まれた人物・勝丸円覚。
家族はいるのでしょうか?
以下の動画で家族について触れており、妻がいることが分かりました!
公安で働いていることは明かせないため、妻や家族にも「公安」であることを言っておらず、「刑事になった」と伝えていたそうです!
また、以下の動画では「昔は子供の学校行事もある中で、みんなが寝ているような時間も動き回る」とスパイ活動の苦労について語っています。
子供もいるようですね!
「最終的には”愛国心”で働いていた」とも語っています。
また、尾行されている場合、そのまま自宅に帰ると家がバレてしまい、家族にも危険が及ぶ可能性があるため、それを避けるために、点検と消毒は必ずしていたとのこと。
勝丸円覚が「別班は実在する」と語る理由
続いて勝丸円覚が「別班(べっぱん)は実在する」と語る理由について紹介します!
ドラマ『VIVANT』に登場し注目を集めた自衛隊の非公然組織「別班(べっぱん)」。
「別班は実在するの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか?
元警視庁公安部外事課である勝丸円覚によると「別班は実在する」とのことです!
勝丸円覚は、その理由について
「政府は存在を否定しているが、別班は実在する。2015年にイスラム過激派組織ISが湯川遥菜さんと後藤健二さんを殺害した時、現地の具体的な情報を日本政府に上げていたのは、別班だといわれている。公安内部でも、”あのような情報を集めるのは、おそらく別班の関係者が関わっているだろう”との声があった。あのような危険な場所での活動は別班しかできないと考えられる」
と語っています。
勝丸円覚によると…
「別班」は、陸軍軍人だった藤原岩市(1908年~1986年)が、普通の情報機関員では入手できない危険度の高い情報を集めることを期待して創設したのが始まりだそうです。
また、別班のメンバーは主に防衛省から外務省に出向し、外交官として在外公館に勤務しながら情報収集を行っているとのこと。
その他、公用パスポート(政府が特別に公務員に発行するパスポート)で海外に渡っている防衛省の関係者も別班の可能性があるそうです!
勝丸円覚の書籍を紹介
続いて勝丸円覚の書籍について紹介します!
『VIVANT』で公安監修を務めた勝丸円覚は、いくつか書籍も出していることが分かりました!
著書を2つ紹介します!
①『警視庁公安部外事課』(光文社)
2021年9月に光文社より出版されました。
外国人によるスパイ・テロ・犯罪行為を水面下で阻止する公安の実態を明かしている本になります!
勝丸円覚は、知られざる「警視庁公安部外事課」という仕事について知ってほしいという思いから本著を書いたとのこと。
②『諜・無法地帯 暗躍するスパイたち』(実業之日本社)
2023年11月に実業之日本社より出版されました。
スパイ取材の第一人者・山田敏弘(国際ジャーナリスト)が構成として参画した、”スパイ業界最強のタッグ”による「スパイ本」の決定版です!
各国のスパイたちが日本でどのように動いているのかが描かれているとのこと。
勝丸円覚のまとめ
今回は、「勝丸円覚の本名は?学歴や経歴・家族を調査!「別班は実在する」と語る理由も紹介!」と題して、元警視庁公安部外事課・勝丸円覚(かつまるえんかく)について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
気になる本名については残念ながら非公開でした。
警察学校在学中に公安へスカウトされたんですね!
引き抜きされることが一般的ということを考えると、すごいですよね!
勝丸円覚には妻と子供がいることが分かりました!
驚いたのは、妻や家族にも「公安」であることは明かせず、「刑事になった」と伝えていること!
かなり特殊な仕事なんですね。
国のために、日本を守るために動いていることに感謝の気持ちがわいてきました!
『VIVANT』に登場して注目を集めた自衛隊の非公然組織「別班」は、勝丸円覚によると「実在する」とのことです!
危険な場所で入手困難な情報を収集できる組織は別班しかいないというのがその理由だそうです!
国民が知らないところで活動し、事件を未然に防いでいる「公安」という仕事や「別班」という組織についてますます興味が沸いてきました!
また、『警視庁公安部外事課』と『諜・無法地帯 暗躍するスパイたち』両方の書籍とも内容が面白そうですね!