こんにちは。ハジイチです。
タレントの武井壮さんとDA PUMPのKENZOさんがスペイン・バルセロナ旅行中、
車上荒らしに遭ったと言う衝撃のニュースがありました。
荷物全部盗られたー!!!!
手ぶらで帰る!!!
オレの服誰か大切に着ろよ!高いんだから!!鞄も大事に使えよ!!
靴めちゃいいやつや!履き潰せよせめて!!!!
あと、KENZOも洋服とかお土産全部盗られたから誰か保護してあげて!! pic.twitter.com/PRBt8V8A1D— 武井壮 (@sosotakei) January 4, 2020
幸いパスポートと財布は被害に遭わずに済み、無事帰国されました。
運が良い事に、ハジイチは今まで海外旅行中にトラブルに巻き込まれた経験がありません。
ですが、絶対何もないとは言い切れないので、万が一トラブルに巻き込まれた時はどうすれば良いのか、記事にまとめたいと思います。
目次
海外旅行中に想定されるトラブルとは?
タレントの武井壮さんは観光地の有料駐車場に車を駐車したにもかかわらず、車上荒しに遭いました。
被害総額はなんと約211万円!!
車にパスポートとお財布を置いたまま観光しようとしたDA PUMPのKENZOさんは武井壮さんの機転に救われました。
スーツケース二個とオレのハンドバックを盗まれたけど、事前にKENZOがパスポートとか財布車に置いてきたから『それはあかん!』と取りにいかせてまだ難を逃れられて良かったのさ!!助かった!
防犯カメラも人通りもまちゃくちゃある場所で大胆な犯行を何件も行うとは想像付かなくて、油断しました。。— 武井壮 (@sosotakei) January 5, 2020
海外旅行中に想定されるトラブルとは?
- 盗難・紛失(パスポート、現金、貴重品、クレジットカード、手荷物など)
- 病気・ケガ
- 犯罪被害に遭う
- 自然災害
- 飛行機の遅延・欠航・乗り継ぎの失敗
- ロストバゲージ
MEMO
ロストバゲージとは、預けた荷物を紛失することや、紛失した荷物のことを意味します。
飛行機に搭乗する際、スーツケース等を預け、到着地で荷物を受け取ろうとしたら見つからないと言うケースが代表的。
海外旅行中のトラブル対処法
添乗員同行のパッケージツアー参加中に遭遇したトラブルについては添乗員が対応してくれます。
添乗員が同行しない旅行会社のツアーでも、現地アシスタントや緊急連絡先に連絡するとアドバイスや対応をしてくれます。
ですが、個人で手配した海外旅行については、現地でトラブルに遭遇した場合、自分で対処するしかありません。
参考文献
- 外務省 海外安全ホームページ
- 日本旅行業協会(JATA)「安心・快適な旅の情報」
- 地球の歩き方「旅の経験値ランキング事故事件編!」
パスポートの盗難・紛失
- 現地の警察署(ツーリストポリス)へ相談
MEMO
ツーリストポリスとは、旅行者向けの警察署。海外旅行中の対処に慣れている事が多く安心です。
- 「紛失・盗難届の証明書(ポリスレポート)」を取得(※証明書名は国によってさまざまです)
- 現地にある日本大使館(領事館)にて再発行(帰国の為の渡航書発行)手続き
MEMO
帰国の為の渡航書とは、簡易版パスポートのようなもの。帰国日まで時間に余裕がない場合に申請します。新しいパスポートが発行されるまでは10日前後かかりますが、帰国の為の渡航書は(国によって異なりますが)、早いところでは当日に発行してもらえます。
貴重品の盗難・紛失
- 自分が加入している海外旅行保険の事故受付窓口に連絡(←手続きの案内などが受けられる)
- 現地の警察署(ツーリストポリス)へ相談
- 「紛失・盗難届の証明書(ポリスレポート)」を取得(←保険申請に必要)
ポイント
「紛失・盗難届の証明書(ポリスレポート)」を取得しておけば、海外旅行保険で現金以外の金品が補償される事があります。→現金は補償されないので、諦めるしかありません。
※現金は保険対象外なので、被害を最小限にするために必ず分散して所持しましょう。
パスポートや貴重品は肌身離さず携帯!
クレジットカードの盗難・紛失
至急、カード会社へ連絡し、カードを使えないようにする!(カード停止手続きをする)
病気やケガで病院に行く
急を要さない場合は・・・
自分が加入している海外旅行保険の相談窓口に連絡(←通訳付きの病院を紹介、治療費の補償について案内してもらえるので安心)
保険に加入していない場合は日本大使館(領事館)に相談(←ただし情報提供のみ。実際の病院とのやり取りは自分自身で)
緊急の場合(意識がないなど)は・・・
落ち着いたタイミングで、自分が加入している海外旅行保険の相談窓口に連絡。
手続きや補償内容の確認をする。
交通事故に遭った場合は・・・
現地の警察署へ連絡
落ち着いたタイミングで、自分が加入している海外旅行保険の相談窓口に連絡。
手続きや補償内容の確認をする。
さらに、日本で加入している公的医療保険や民間の医療保険も、海外での治療や入院が補償の対象となる場合があるので、必要な書類などを確認する
犯罪被害に遭う
最優先すべきは、身の安全の確保
相手が凶器を持っているかもしれないので、無理に抵抗せず、相手を刺激しない
自然災害(台風、洪水、地震、噴火など)
何よりも、身の安全の確保が大切
・なるべく現地に詳しい人と一緒に行動する
・単独行動は避ける
・宿泊先のホテルで助けを求める
・身の安全が確保できたら、大使館(領事館)に連絡をして状況を伝える。
ポイント
大使館(領事館)は緊急事態の際、現地にいる日本人の安否確認、場合によっては被害に応じて必要な支援を行ってくれます。
旅行者の安否確認の把握は難しいと言われているため、身の安全が確保できたら大使館(領事館)に安否の連絡を入れるようにしましょう。
飛行機遅延などのトラブル
遅延・欠航に遭遇
航空会社のホームページ等で情報収集し、
・空港で遅延便、振替便を待つ
・他社便、別の交通手段を使う
・旅行自体を取りやめる(←帰り(復路)の場合は無理ですが・・・)
などの判断をする必要がある。
乗り継ぎに失敗
・航空会社に相談(コールセンターなどへ連絡)
・代替の交通手段を利用
ロストバゲージ
- 航空券とクレームタグ(Claim Tag)を用意し、航空会社のスタッフ(またはロストバゲージ対応カウンター)に報告
MEMO
クレームタグとは、飛行機の預け荷物の引替証のこと。 搭乗手続きで荷物を預ける場合、預け荷物と引き替えにクレームタグを受け取る。 シールになっていて航空券に貼り付けられることもある。
- 検索しても見つからない場合、氏名、滞在先、連絡先、紛失した荷物の特徴などを「手荷物紛失証明証(PIR:Property Irregularity Report)」を記入
- 荷物が見つかるまでに必要な身の回り品を購入した場合は、領収書を必ず受け取る(←保険の対象になる場合があります)
海外旅行前に準備しておきたい3つの安全対策
渡航先の情報収集
- 外務省の「外務省 海外安全ホームページ」で渡航先の危険情報や地域別の犯罪発生状況、安全対策などを確認する。
- 渡航先、滞在先最寄りの大使館(領事館)を確認する。
- 現地の警察署(ツーリストポリス)を確認する。
- 緊急連絡先をスマホ等に登録する。
ガイドブックも情報収集に役立ちます!
たびレジに登録
- 外務省の「たびレジ」に登録する。(滞在期間3ヶ月以内の場合)
MEMO
「たびレジ」は、旅行日程、滞在先、連絡先を登録しておくと、登録先の最新渡航情報や緊急事態が発生した時の注意喚起メールを受け取ることや、いざという時の緊急連絡を受けることができる外務省が提供している便利なサービスです。
滞在期間3ヶ月以上の場合は、「在留届」を提出することで同様のサービスを受けることができます。
海外旅行保険加入
海外旅行保険は海外旅行先で加入することができません。
必ず出発前に加入することをオススメします。
まとめ
海外旅行中に想定されるトラブルと主な対処法についてまとめました。
何が起きるかわからないので、トラブルと対処法を確認しておけばいざという時でも慌てずに行動できると思います。
渡航先の情報取集、たびレジ登録、海外旅行保険にも加入して、万が一のトラブルに備えた安全対策をして海外旅行に出かけましょう。