2023年7月から9月まで放送された日曜劇場ドラマ『VIVANT』。
これまでの連続ドラマの枠を超えた怒涛の映像とストーリー展開が大反響を巻き起こし、夢中になって視聴したという方は多いのではないでしょうか?
また、主演の堺雅人さんほか、阿部寛さん、二宮和也さん、二階堂ふみさんら豪華俳優陣の共演も話題になりましたよね!
そんな本作で原作、演出、監督を務めたのが「日本で最も視聴率を獲得するドラマディレクター」と称される福澤克雄(ふくざわかつお)です!
福澤克雄は、実はあの福沢諭吉の玄孫なんだそう!
この機会に、福澤克雄について詳しく知りたい!
という事で「福澤克雄とは何者?生い立ちや家族・経歴を調査!代表作厳選3つを紹介!」と題して、演出家・映画監督の福澤克雄(ふくざわかつお)についてご紹介します!
福澤克雄とは何者?プロフィールを紹介
まずは福澤克雄(ふくざわかつお)のプロフィールについて紹介します!
プロフィール
- 名前:福澤克雄(ふくざわかつお)
- 生年月日:1964年1月17日
- 年齢:60歳(2024年11月現在)
- 出身:東京都
- 身長:190cm
- 職業:テレビドラマのディレクター・演出家・映画監督
- 事務所:TBSテレビ
福澤克雄は福沢諭吉の玄孫?!生い立ちや家族を紹介
続いて福澤克雄(ふくざわかつお)の生い立ちや家族について紹介します!
福澤克雄は、あの幕末から明治期にかけて活躍した思想家「福沢諭吉」の玄孫であることを知っていましたか?
「玄孫(やしゃご)」とは、”孫の孫”という意味。
福澤克雄の曾祖父は、福沢諭吉の次男・福澤捨次郎(時事新報社長)です。
また、福澤克雄の祖父は福澤時太郎であり、時太郎の子である福澤和子が母親になります。
学生時代やTBS入社時は「山越」姓でしたが、両親の離婚により、母方の「福澤」姓になったそうです。
叔父は和子の弟・福澤武(三菱地所会長)であり、親族に福澤幸雄(レーサー)、片山千恵子(NHKアナウンサー)などがいます。
福澤克雄の両親は父・山越康雄さん、母・福澤和子さんです。
これらを表にまとめるとこんな感じ。
福澤克雄の家族 | |
高祖父 | 福沢諭吉 |
曾祖父 | 福澤捨次郎(時事新報社長) |
祖父 | 福澤時太郎 |
母 | 福澤和子 |
父 | 山越康雄 |
叔父 | 福澤武(三菱地所会長) |
親族 | 福澤幸雄(レーサー)、片山千恵子(NHKアナウンサー) |
福澤克雄は映画好きの両親の影響で幼少期から様々な映画に触れてきたそうです。
作品の中でも特に衝撃が大きかったのが『スター・ウォーズ』。
「自分もこんなパワーを与えるものをつくりたい」と思ったそうです!
福澤克雄の学歴・経歴
続いて福澤克雄(ふくざわかつお)の学歴・経歴について紹介します!
福澤克雄は幼稚舎から大学まで「慶應義塾」で過ごし、「慶應義塾大学法学部政治学科」を卒業しています。
福澤克雄は小学校からラグビーを始め、中学校、高校、大学と一貫して続けます。
高校時代にはラグビー高校日本代表にも選ばれたそうです!
また大学時代は、全国大学ラグビーフットボール選手権大会での優勝を経験。
さらに、同年に開かれたラグビー日本一を決める「日本ラグビーフットボール選手権大会」ではトヨタ自動車(現トヨタ自動車ヴェルブリッツ)を破り 慶應義塾史上初のラグビー日本一に輝きました!
大学卒業後、富士フイルムに入社。
しかし、「映画・TVドラマに携わりたい」という夢を捨てきれなかった福澤克雄は1989年、東京放送(TBSテレビ)に中途採用で入社します。
入社早々、ドラマ部に配属された福澤克雄は、
- 『3年B組金八先生』シリーズ(1995〜2005年)
- 『さとうきび畑の唄』(2003年)
- 『GOOD LUCK!!』(2003年)
- 『砂の器』(2004年)
- 『華麗なる一族』(2007年)
など、数多くの人気TVドラマの演出を手がけます。
『さとうきび畑の唄』では2003(平成15)年度文化庁芸術祭テレビ部門大賞を受賞しました。
映画『私は貝になりたい』(2008年)では、初めて映画監督を務めます。
他にも、
- 『半沢直樹』(2013年・2020年)
- 『下町ロケット』(2015年・2018年)
- 『陸王』(2017年)
など、TBSの池井戸潤原作ドラマの演出をすべて手がけています!
福澤克雄の代表作厳選3つを紹介
続いて福澤克雄(ふくざわかつお)の代表作について紹介します!
これまで演出家として数多くのTVドラマ・映画を手がけてきた福澤克雄。
ここでは彼の代表作を厳選して3つ紹介します!
①ドラマ『3年B組金八先生』シリーズ(1979〜2011年)
本作は、東京都の中学校を舞台に、中学校の教員である坂本金八が、学級担任をしている3年B組内で起こる様々な問題を体当たりで解決していく姿を描いた作品。
武田鉄矢さん主演で、1979年から2011年までの32年間にわたって、TBS系で断続的に制作・放送されました。
福澤克雄は第4シリーズから第7シリーズまで35本の演出を手がけ、同作の人気再燃に貢献しました!
②ドラマ『半沢直樹』シリーズ(2013年・2020年)
本作は、TBS系列「日曜劇場」枠で放送された、池井戸潤の小説「半沢直樹シリーズ」を原作としたTVドラマです。
主演を堺雅人さんが務め、2013年7月から9月まで全10話が放送され、最終話は平成時代の日本のTVドラマ最高視聴率である「42.2%」を記録しました!
また、2020年には全10話の続編が放送され、続編の最終回も32.7%の高視聴率を記録しました。
③ドラマ『VIVANT』
本作は、福澤克雄が原作と演出を自ら手がけ、監督も務めたオリジナルドラマです。
大手商社勤めの乃木憂助がある日勃発した誤送金事件解決のために冒険を繰り広げる作品。
2023年7月16日から9月17日まで、TBS系「日曜劇場」枠で放送されました。
主演を務める堺雅人さんのほか、阿部寛さん、二宮和也さん、二階堂ふみさんら豪華俳優陣が共演しています!
福澤克雄は「世界規模のドラマを作らないとまずい」という思いから制作したそうです!
どれも大作ぞろいですね!
福澤克雄のまとめ
今回は、「福澤克雄とは何者?生い立ちや家族・経歴を調査!代表作厳選3つを紹介!」と題して、演出家・映画監督の福澤克雄(ふくざわかつお)について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
福澤克雄は、福沢諭吉の”孫の孫”だったとは仰天しました!
また、ラグビー日本一を経験するなど、学生時代はラグビー選手として大活躍していたことも驚きでした!
190㎝の体格と迫力ある雰囲気に何だか納得です!
現在演出家として大活躍の福澤克雄ですが、一度一般企業に就職していた経歴があったんですね!
夢を追いかける決断をしたことに感銘を受けました!
『3年B組金八先生』シリーズの人気再燃に貢献したり、『半沢直樹』の最終話が平成の日本のTVドラマ最高視聴率を記録したりと、演出家としてすばらしい手腕を発揮していますね!
また、ドラマ『VIVANT』では原作と監督も務めるなど、作品作りに対する強い情熱が伝わってきました!