こんにちは。ハジイチです。
スプリングハンガーとコンスタントハンガーはどのように使い分けるかについてまとめてみました。
名称を聞いたことがあるけど、具体的にどのように違うのか知りたいかた向けです。
スプリングハンガーとコンスタントハンガーについて
スプリングハンガーおよびコンスタントハンガーは、配管サポートの一種。
両サポートとも配管の動きに追随しながら、配管荷重を
スプリングハンガーとコンスタントハンガーの大まかな使用区分
- 変位量の小さい箇所にはスプリングハンガー
- 変位量の大きい箇所にはコン
スタントハンガー
具体的な条件は個々の製品の仕様によるので、
スプリングハンガー(バリアブルハンガー)
スブリングハンガー(バリアブルハンガーともいう)は、コイルばねで配管重量を支持する装置。
配管を上から吊り下げるタイプと下から支持するタイプがある。
いずれも
スプリングハンガーの選定
- ハンガーの取り付け位置での配管の
熱変位量(トラベル) - 熱変位の方向(上あるいは下)
- 支持荷重の大
きさ
支持荷重は、運転時の荷重と運転停止時の荷重が必要で、
荷重変動率とは、設計荷重(通常は運転荷重)に対する運転荷重と
この例で、運転中の配
そこで、荷重変動率 25% かつトラベル20 mm に適合する仕様のハンガーを選定します。
現場でスプリングハンガーを取り扱う場合、運転開始直前までロッ
特に、水圧テストを行う場合、テスト終了まで
また、呼び径の大きいガス配管の場合、運転
コンスタントハンガー
コンスタントハンガーは、配管の変位量にかかわらず支持荷重がほ
かつ 100 mm 超の大きな変位に対処でき、最大400 mm 程度までの変位にも対処可能。
ただし、変位量の上限と下限は、メーカーにより異なるの
コンスタントハンガーの構造は、
コイルばねとリンク機構で構成さ
配管の支持方法は、スプリングハンガーと同様に吊り下げる方法と下から支
現場でのコンスタントハンガーの取り扱いも、スプリングハンガー
特に、水圧テス
まとめ
スプリングハンガーとコンスタントハンガーはどのように使い分けるかについてまとめてみました。
如何でしたでしょうか。参考にして頂けたら幸いです。