こんにちは。ハジイチです。
箱根駅伝でも8割以上の選手が着用していたナイキ厚底シューズ・ヴェイパーフライ。
なんでもこのナイキの厚底シューズを着用すると好記録が出るとか?!
そんなナイキの厚底シューズが禁止・規制になるかもと物議を醸していることはご存知でしょうか?
今回はナイキの厚底シューズが禁止・規制になるかもしれない理由を調べて紹介したいと思います。

目次
ナイキの厚底シューズ・ヴェイパーフライってどんな靴?

引用元:公式サイト
ナイキの厚底シューズ・ヴェイパーフライを簡単に説明すると・・・
「軽さ」と「クッション性」を追求したレースに勝つ為に開発された画期的なシューズ。

引用元:公式サイト
- アッパーは新開発のヴェイパーウィーブ素材により強靭かつ超軽量。
- ミッドソールに反発力に優れた特殊素材のフォーム(ズームX)を採用。
- 特殊素材のフォーム(ズームX)で挟んだカーボンファイバープレートがバネのような役割を果たし、推進力(推し進める力→レースを突き進める力)が得られる。
- ランニングフォームをあらゆる観点から分析して作られた、テクノロジーが詰め込まれたレーシングシューズ。

引用元:公式サイト

ナイキの厚底シューズがマラソンレースを席巻!
- 2018年2月の東京マラソンで設楽悠太選手(Honda)が“ナイキの厚底シューズ”を着用して日本記録を更新。(2時間6分11秒)
- 2018年10月シカゴマラソンで大迫傑選手(Nike)が“ナイキの厚底シューズ”を着用して日本新記録で3位。(2時間5分50秒)
- 2019年4月ロンドンマラソンの上位5選手が新作の“ナイキの厚底シューズ”を着用。エリウド・キプチョゲ(ケニア)は大会新記録で優勝。(2時間2分37秒)
- 2019年9月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)では男子30人中16人が“ナイキの厚底シューズ”(しかも「ピンクの靴」)を着用。
- 2019年9月ベルリンマラソンでケネニサ・ベケレ(エチオピア)が“ナイキの厚底シューズ”を着用して世界記録に2秒迫る2時間1分41秒をマーク。
- 2019年10月ウィーンの非公式レースで世界記録保持者のエリウド・キプチョゲ(ケニア)が“ナイキの厚底シューズ”を着用して42.195kmを1時間59分40秒で走破。“2時間切り“を達成!
- 2019年10月シカゴマラソンではブリジット・コスゲイ(ケニア)が“ナイキの厚底シューズ”を着用して2時間14分4秒で連覇を達成。世界記録を1分21秒も塗り替えた。(女子世界新記録)
箱根駅伝でも
- 2019年1月の箱根駅伝でも、区間賞の70%が“ナイキの厚底シューズ”だった。
- 区間新記録が続出だった今年(2020年)の箱根駅伝。そのうち10区を除く区間賞と新記録はすべて“ナイキの厚底シューズ”が叩き出したものだった!
ナイキの厚底シューズが禁止・規制になるかもしれない理由とは?

禁止・規制になるかも?!
ズバリ!
あまりにも記録更新が続出しているので、世界陸連(ワールドアスレチックス)に目を付けられたから!!
一部の選手から「ナイキの厚底シューズは不公平」との声も上がったとか。
世界陸連はナイキの厚底シューズを検証する為、専門家委員会を招集。
トップレベルの大会では使用を禁止する方針との事。
(まだ正式決定はしておらず、1月末には結果が出る予定との事。)
【複数英紙報じる】「ナイキ厚底シューズ」国際陸連が禁止かhttps://t.co/2crmOJjRxm
陸上長距離界を席巻している「ヴェイパーフライ」が禁止となる可能性が高いと報じられている。世界記録なども出しており、禁止となれば陸上長距離界に大きな衝撃が走ることになる。 pic.twitter.com/qamvDLIIov
— ライブドアニュース (@livedoornews) January 15, 2020
要するに!
ナイキの厚底シューズはドーピングに値するのでは?!
と言う指摘が出ていて今後の使用について禁止・規制するかを検討中と言う事です。
以前、競泳水着でも同じような事がありました。
(確か、その水着は禁止になりましたよね・・・)
参考
2008年の北京オリンピックで競泳トップクラスの選手が着用した競泳水着の「レーザー・レーサー」。世界記録が23個も更新されたが、2010年から着用が禁止となった。

大迫傑選手のツイート
ヴェイパーどうのこうの記事に疲れている人多いはず
どっちでも良いからさっさと決めてくれーい!
僕ら選手はあるものを最大限生かして走るだけ!それだけ! ♂️ https://t.co/NyLrlvqiuE— suguru osako (@sugurusako) January 15, 2020
ナイキの厚底シューズはピンクだけじゃない?!価格・色違いは?
現在のモデルは3世代目の「ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」

引用元:公式サイト
2017年のデビュー以来、トップアスリートの声やデータを元に改良が重ねられ、現在に至っているとの事。
気になる価格とカラーは?
- ランニングシューズ・ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%

カラー:ピンクブラスト
- 価格:¥30,250(税込)ナイキ公式オンラインストア
- カラー:ピンクブラスト、エレクトリックグリーン、オーロラグリーン(新色)

エレクトリックグリーン

オーロラグリーン(新色)

こちらからも購入できます!

東京マラソンについてはこちらをどうぞ!
まとめ
今回はナイキの厚底シューズ・ヴェイパーフライについてでした。
果たして、ナイキの厚底シューズはドーピングに値するとして禁止になるのか?規制されるのか?
ナイキの厚底シューズによって更新された記録もどうなるのか?今後の動向がとても気になります。

追記!ナイキ「厚底シューズ」現行モデルは東京五輪で使用可能に!
ナイキの「厚底シューズ」 東京五輪で使用可能に https://t.co/tDg62HMPf9
— テレ朝news (@tv_asahi_news) January 31, 2020
禁止になるか?規制になるか?物議を醸していたナイキの厚底シューズですが、現行モデルは東京五輪で使用可能になりました!!
世界陸連の新たなルールとは?
- 靴底の厚さが4センチ以下に制限
- カーボンプレートが1枚だけ
- 大会の4か月以上前に市販されたシューズに限る


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